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【恩賀周平氏からのメッセージ】

『THE SHAKES/DEEP CUTS VOLUME 1』
の制作にあたり。

「君は恩賀周平という男を知っているか?

今回、Deep Cuts Vol.1製作にあたって
エンジニア安宅秀紀さんと
ともにエンジニア兼Co-producerとして
深く関わってくれたのが恩賀周平。

彼は兄の盟友、
近藤智洋さん率いる
myfunnyhitchhikerというバンドで
ベースを担当している。
しかも、myfunnyhitchhikerの作品では

ベースだけでなく
エンジニアとしてもクレジットされている。

その作品を聞いて

この人とやってみたいと思ったのが
そもそもの始まり。

そして、いざ今回のセッションが始まると
雰囲気作り、適格なサジェスチョン、
素早い切り替え等々、
その仕事ぶりは

最後の最後まで素晴らしかった。

セッションの後半では、

言わなくてもこちらの意図が
伝わっていることが何度もあった。
誰にでもできることではない。

彼も今までいろんな人と

いろんな経験をしてきていること、
彼自身も現役のバンドマンであること、
シェイクスとの相性等々
そういう事すべてが

今回はいい方向に作用していたと思う。
次回も楽しみだ。

今回はザックリとだけど、
恩賀周平について話してみました。
彼の作品もぜひ聞いてみてください。厚二」

コレはGtr&voの黒水厚二さんが
THE SHAKESの

フェイスブックに書いてくださった文章。

恐縮でしかない。
正直、ぼく、ほんとに大したことは何もしていない。

3月9日、10日の2日間でベーシックトラックを
レコーディングエンジニアの安宅さんにお願いした。

my funny hitchhikerの2作も

安宅さんが録ってくれている。
だから既にぼくの手の内は完全によまれている。

多分、周平さんなら今回、
こんな感じのサウンドが好きなんじゃないかなって?

って音が、既にもうそこにあった。

セッティングが終わり、
ソコにシェイクスのメンバーがスタンバイして、
「せーの」で鳴らして貰う。

録ってみて良ければ確認して次へ、
もうちょい良くなる可能性があるならもう一度。

ただそれだけ。

話しは変わるが、
シェイクスのメンバー全員揃って会うなんて、
何年振りかな?
吉祥寺GBで対バンして以来ではなかろうか?

黒水兄さんと近藤くんは普段からスゴク仲良いし、
my funny hitchhikerのライヴにも良く来て下さるので、

ソコは良しとして。

信夫君も伴さんもよくお会いするから、

ソコも良しとして。

イマムラくんはヒロちゃんと

同世代ってこともあって、
ま、勝手なるこちらからの親近感の一方通行。
ま、ソレも違反してなきゃ良しとして。

厚二さん。

対バンさせて頂いたときに、
アンコールにてギターで

セッションしたことも相まって、

「あのう、、、

あなたはベーシストなの?ソレともギタリストなの?」

緊張のあまり、

「さぁ、どうなんでしょうね?
もう自分でもなんや良くわからんくなってきました」

コレが厚二さんとのニアなファーストコンタクト。

ソレから時間が経ち、今年の3月には

「そうすね〜!さっきのテイクは残しつつ、
もうワンテイクイッてみますかー!
よっしゃー、ほな次でキメましょうー
皆さん準備はオッケーすかー?」

とか、大先輩を前に

こんな事を言ってるこの不思議。

未来には何が起こるかわからない。
ほんと、わからない。

黒水伸一さんとの出会いも鮮烈だった。

近藤くんが「塔」と云うアルバムを出し、
下北沢風知空知でワンマンライヴがあった。

そこにはテラスがあり、

タバコを吸ってるときに、

「周平さんですか!

私、黒水伸一と申します!
近藤から話はいろいろと伺ってます!」と。

my funny hitchhikerのライヴ会場等で

何回もお会いしてるけど、

やっぱり大先輩なので

そう気安く話せなかったんだけど、

黒水さんの方から声をかけて貰えて嬉しかったのと同時に、

「なんて律儀な、でもこの人はきっと

深く傷ついたことがある人だ」

と感じたのをはっきり憶えている。

my funny hitchhikerを結成してから、
何度も何度もライヴに来てくれて、
いつも黒水さんなりのアドバイスをくれる。

時には難しいことも

厳しいことも言ってくれる。

時にはお家にも招いてくれて

好きな音楽についていろいろ話ししたり。

ライヴに行って詞の繊細さを感じたり。

そうした関係性が産まれた中で、
去年の冬、「折り入って周平に相談があるんだけど」

と云う連絡があった。

内容はTHE SHAKES結成40周年にあたり、
初期の頃(80年代かな?)に録音は出来なかった曲達を、
今のカタチで録音したい、

そしてそのアルバムのプロデュースを

周平に任せたいと云う趣旨だった。

もちろん凄く光栄なこととして

受け止めたのだけど、
まずぼくがここまでのシェイクスのことを

熟知している訳じゃない。

メンバーの事を熟知している訳でもない、等、

不安点を本音で伝えた。

そしてなにより、「何故ぼくなのか?」

これだけのキャリアを積んで来た人。

きっと知り合いだってたくさん居るはず。

だからこそココが一番の疑問だったのだが、
「厚二がmy funny hitchhikerの音を聴いて、
コレを創った人とやってみたい」

と云うことだった。

もちろん他のメンバーとも話し快諾は得ているし、
俺も周平が良いと確信している、とのことだった。

なら、是非よろしくお願いしますと云うことで、
近藤くんの協力も得て

今年3月からレコーディング作業に入った。

正直初めは緊張した。

でも始まってしまえば後は音楽の世界。

びっくりするくらいスムーズに録れていく。

ヒロちゃんが遊びに来てくれたりもして、
どんどん場が柔らかくなっていくのを感じた。

一番最後に、
「何か言おうとしていた」を録った。

言葉では表せない、

マジックがかかったテイクがソコにはあった。

ワンテイク。
ただただ美しい。

諸々の事など木っ端微塵になる感動。

このマジックは

絶対に着色せずに伝えるべきだと思った。

唄のやり直し等、

誰から何をいわれてもぼくは一切受け付けない、

そう決めた。

無事ベーシックトラックを録り終え、

次はダビングの日々。

必ず誰かが毎回名言を放って笑い合いながら、
時にはかなりシビアに進んで録音は終了。

後はミックス、マスタリング。

一人旅をしている様な気持ちにもなったが、
厚二さんがしっかり寄り添ってくれた。

今回のレコーディングから学ぶこと、
心が震えることがめちゃくちゃあった。

そしてやっぱり「相性」と云うモノが如何に大切か?

と云うことをまたもや思い知らされた。

「音楽は人」

ここには黒水兄弟、伴さん、
信夫くん、今村くんの「人」が記録されている。

ぼくはそう思っている。


因みに昔の曲を発表して悦に入るシェイクスではない。

そんな後ろ向きなバンドじゃない。

この先のTHE SHAKESをお楽しみに。

my funny hitchhiker
electro 53

恩賀周平
https://ongashuhei.com

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ビートのシャワーを浴びながら
転がり続けてきたその旅路。
デビュー40周年の節目に放つ
知られざる名曲群。

『DEEP CUTS VOLUME 1』
それは魂の放浪者達への特別なギフト。

『THE SHAKES/
DEEP CUTS VOLUME 1』

01. The Bridge
02. ブルースはくりかえす
03. ソファーに座って 
04. 遥かな旅路
05. Hello,I Love You
06. 稲妻のように
07. 新しい魂の放浪者
08. ALRIGHT TONIGHT
09. 何か言おうとしていた

TBWR-1001
2026.6.28 on sale
¥3,500 (tax included)


THE SHAKES

黒水伸一(Vo,Gt)
黒水厚二(Gt)
伴慶充(Dr)
信夫正彦(Kb)
イマムラタカアキ(Ba)

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