Photo by Sari
The Subterraneans
LIVE
Can you please crawl out your window?
“NAKED SONGS vol.14”
2024.12.1(sun)
sami PRESENTS “NAKED SONGS”
Beat Goes On, Life Goes On
出演
The Subterraneans
(黒水伸一/篠原太郎/CROSS/久保田敏明)
共演
高橋研 & the acoustic gentlemen
(高橋研/中井いち朗/吉岡誠司/佐藤史朗)
POETS on Sunday
(さいとういんこ/カワグチタケシ/URAOCB)
Thank You For Coming!!!!
The Subterraneans 1st Album
“All Doors Are Open”
01. すべての扉は開かれている (CROSS/黒水伸一/篠原太郎)
02. ゴー・ストレート・ニルヴァーナ (篠原太郎)
03. 窓から這い出せ (黒水伸一)
04. 若さという幻 (篠原太郎)
05. ジェリーのマジックボックス (CROSS/黒水伸一)
06. 愛の惑星 (黒水伸一)
07. stray interlude reading (黒水伸一/篠原太郎)
08. 失われた言葉〜LOSTWORD〜 (CROSS)
09. その時が来るまで (篠原太郎)
10. Beat!Poet!Rampage! (黒水伸一)
11. 夜明けのフリーバーズ (CROSS/黒水伸一)
12. BEAT GOES ON 〜吠える言葉〜 (CROSS/黒水伸一/篠原太郎)
『The Subterraneansに寄せて』
1986年、THE SHAKESはR.O.C.K TRAINに乗って走り出した。
そして僕も、走り出した列車に、切符を持たないまま乗り込んだ。
2024年、驚くべきことにR.O.C.K TRAINはまだ走り続けていて、
そして今、「The Subterraneans」として
地下街へのドアをこじ開けながら、 新しい音を紡ぎ出している。
新しい音は、塊となって響いてくる。そして、少しだけくたびれてしまった僕に向かって、久しぶりにこう語りかける――「次はお前、お前がやるんだ」。
スージー鈴木(音楽評論家)
http://suzie.boy.jp
いつまで青臭くて古臭い音楽やってるんだよ。
カッコ良すぎるじゃないか。
高橋研(シンガーソングライター)
http://www.fantasista-web.com/ken-t/
ロックンロールバンドにはいつだってドキドキする。
このドキドキが無くなったら人生はつまらない。
この純度の高いロックンロールが、また人生を面白くしてくれる。
最高じゃないか。
高橋浩司(HARISS/ロックンロール男子会)
https://twitter.com/hitsvilleuk
THE SHAKES 黒水伸一のFacebookで流れてきてびっくりしたニュース...篠原太郎(THE BRICK'S TONE)、CROSS、久保田敏明 (the LEATHERS) と新バンド結成とは...。それこそ1980年代の黒水伸一って、THE SHAKES一筋でバンド掛け持ちなんて考えられないっていう主義の人だったはず。キャリアを経てそういった考え方も柔軟になったんだなっていうのは黒水伸一TRIOなり、THE SHAKES個々の活動が増えたことで感じていたけれども、
The Subterraneansについて思ったのは各々がキャリアを重ねてきて、本当の意味でやりたいようにやれる今だからこそ組めたバンドなんだろうなってこと。
そう考えるとアルバムタイトルの『All Doors Are Open』も意味深い。冒頭「すべての扉は開かれている」、ラストナンバー「BEAT GOES ON〜吠える言葉〜」からして、CROSS、黒水伸一、篠原太郎、各々の癖の強いボーカルスタイルが惜しみなく発揮されていて痛快だし、実験性たっぷりの「stray interlude reading」から「失われた言葉〜LOSTWORD〜」の流れもこの三人ならでは。CROSSのハスキーボーカルを追っかけるコーラスアンサンブルも見事な「ジェリーのMagic Box」、まさかのピアノバラードで迫る黒水伸一の「愛の惑星」、巻弦のイントロも印象深い篠原太郎ならではのシンガロングナンバー「その時が来るまで」にもグッときた。篠原太郎のマルチプレイヤーっぷりも大活躍で、黒水伸一、CROSS、そして篠原太郎各々のギターサウンド、先述のように楽曲によっては鍵盤の音も加味されたスケール感たっぷり、それでいながらもソリッドな音像がなんとも魅力である。ネガティヴな要素なんて何もない、これぞまさにドリームバンドの音!むしろTHE SHAKES、the LEATHERS、THE BRICK’S TONE...それぞれのバンドにも好影響を与えそうな予感すらする意欲作だ。
北村和孝(バディットマガジン/元Player編集長)
https://twitter.com/rhythmagic
ジャック・ケルアックの「On The Road」、アレン・ギンズバーグの「Howl」あのならず者Beat Generationの小説や詩に
自分の原点を見つけたロッカーたちは、アメリカにボブ・ディラン、トム・ウェイツ、イギリスにはヴァン・モリソン、デヴィッド・ボウイ、他数多くいるけど・・でも日本にもいたなんて、こいつはなんて嬉しいことだろう。
ビート詩とロックの結合、そんな画期的な2019年のイベントNaked Songsで出会った3人のボーカリストが、このほどThe Subterraneansというスーパーグループを結成!そのデビュー・アルバムがリリースされることになった。
ストーンズの新譜なんて、目じゃないぜ!
全篇に流れるのは、ストレートにズシンとハートをビートするダンサブルなリズム。ダンディなハート泥棒、黒水伸一。フォレヴァ青春プリンス、篠原太郎。革ジャンイケメンボーイ、CROSS!!!
それぞれ30年の華々しいキャリアを持つ長距離ランナーが、経験してきた栄光、孤独、喜び、哀しみ、痛み、そして愛と新たな旅立ちの決意を、瑞々しい詩に紡ぎ、万華鏡のように散りばめて完成させた一大ポエトリー・ロック・アルバムだ。よくもこれだけ個性違う詩人ロッカー3人、ゲット・トゥゲザさせたものだね、と思っていたら後ろでドラマー、久保田敏明がウインクしてた!!
ウザい世の中に失望して、肩を落として街を歩くブラザー、歯を食いしばってダサい毎日を戦ってるシスター、もしかしたら、このアルバムがきみの背中を推してくれるかもしれない。
All Doors Are Open!
イカして、いかれた兄貴たち、
21世紀に甦ったならず者詩人バンド、ザ・サブタレイニアンズが、きみたちにそう歌ってる!!
室矢憲治muroken(ロックランナー)
https://www.facebook.com/murokenkenji.muroya/?locale=ja_JP
なんと贅沢なアルバムなんだろう!
1曲毎に繰り出される秘伝の魔法は、
そのビートとメロディと言葉を惜しげもなく鳴らし続ける。
そして、それは彼らの今を奏でる。
バックボーンは情報にしかすぎない、
シェイクス、レザース、ブリックストーンの名前に騙されるな。
だって彼らは地下を放浪するサブタレニアンズ、
3人のボーカリストの声の融合、触発、閃光に胸が高鳴る!
扉は開かれてる、その招待状がこのアルバム、
ためらう必要はないよね。
オレもその中へ飛び込んでいくよ!
近藤智洋(my funny hitchhiker,ex.PEALOUT)
http://kondotomohiro.com
『彼らは歌を書く』
旅先の海辺の夕暮れに彼らは歌を書く
生活のために通う工場の喫煙所で彼らは歌を書く
出番直前のライブハウスの楽屋で彼らは歌を書く
田舎に帰る決心をした友人のために彼らは歌を書く
悔し涙と高笑い渦巻く居酒屋で彼らは歌を書く
風に吹かれて彼らは歌を書く
彼らは歌を書く
歌を書くために書く
書かなくてもいいはずの歌を書く
書かなくてはいられない歌を書く
たとえばディランとボスとニールと
たとえばケルアックとギンズバーグとバロウズと
僕らのイマジネーションと
貴方のインスピレーションを撹拌するDNAを高らかに掲げて!
小山宏一(シーシーレコード)
『ザ・サブタレニアンズのデビューに寄せて』
80年代のはじめに、
「うぬぼれと怒りーこれは、ロックがもっているすべてだ」
と、ニューヨークの詩人で作家でロッカーの
ジム・キャロルは言った。
このバンドのメンバーは、きっと同じような気分を抱え、
各々がバンドを組みデビューしたのかもしれない。
ザ・シェイクス、THE BRICK'S TONE、the LEATHERS、
日本の感度の良いロックフリーク達は、
みんな彼らに注目していたよね。
この時期レコード店で働いてた僕は、それを良く知っている。
ポエトリーリーディングのイベントで、
この3バンドのフロントマンが集まり、即席バンドを作り、
即興パフォーマンスをしたのが始まり。
本人たちも半信半疑だったようだが、
ライブを重ねるうち、化学反応が起こったのだろうか?
レコーディングをしアルバムまで完成させてしまった。
これだけの個性派で、キャリアあるバンマスが揃って、
同じ方向に向かい、成し遂げちゃったのは、驚きです。
アマチュアのコピーバンドを40年近くやってる僕には、
その凄さが良く分かる。
ともあれ、誰かに指図されたわけでもなく、
このメンバーが集まり、DIYで作り上げ届けてくれたこのパッケージ作品に、
センスの良いロックンロールを感じる。
歌の力を感じよう!
バンドがあることを感じよう!
ロックが好きで良かったと思おう!
かつての3バンドを聴いていた皆さんは、是非チェックして欲しい。
きっと気に入るはず。
未体験の人には出会って欲しい。
ロックがもっているのは、
「うぬぼれと怒り」だけじゃないのが分かるはずだから。
Loose Brothers 佐藤stiff良造
『打ちのめされて欲しい』
ザ・サブタレニアンズ。初めてその名前を聞いた時に思い浮かべたのは、ボブ・ディランの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」だった。そこから、THE SHAKESの黒水伸一、THE BRICK'S TONEの篠原太郎、the LEATHERSのCROSSらが集結! というと、トラヴェリング・ウィルベリーズ!? と連想したのだが、実際は、ジャック・ケルアックの小説「地下街の人びと(原題「THE SUBTERRANEANS」)」から命名されたとのこと。ディランの曲名もそれに由来するらしいので、あながち間違いではない、か。
同小説で地下街の人びと(サブタレニアンズ)は、以下のように書かれている。「口べただがもののわかった人たち、古臭い知性とは違った知性をもった人たち、とても知的でパウンドのことなら何でも知っているがそのことを鼻にかけたりまくしたてたりしない人たち、とても静かでキリストのような人たち」、と(真崎義博の訳)。
サブタレニアンズとは小説のモデルであるアレン・ギンズバーグやシティ・ライツ・ブックスの経営者ラリイ・オハラ、そしてケルアックら「ビートニクを指したもの」、といわれている。ザ・サブタレニアンズの結成はビート詩とロックのイベントへの各メンバーの出演に由来すると知ってさらに納得だが、彼らのデビューアルバム「All Doors Are Open」を聴くと、トラヴェリング・ウィルベリーズとも全く無縁とも思えないのが、ロックミュージックの面白いところ、と勝手に思ってしまう。言葉(歌詞)とサウンドが、どちらも揺るがせにされず等価に耳に飛び込んでくる。トラヴェリング・ウィルベリーズのジョージ・ハリスンによるスライドギターと、ザ・サブタレニアンズの「ゴー・ストレート・ニルヴァーナ」のスライドギターから、同じ情景が見えないといえようか? ボーカルも三者三様でありながら、ユニゾンでも全く違和感なく響く。
とにかく、「風向きを知るのに予報官はいらない」、ごたくはいいから開かれた扉に飛び込んで、言葉に、ロックに打ちのめされ続けた男たちのサウンドに、
打ちのめされて欲しいと願わずにいられない1枚だ。
新田 佳郷 (NITTA, Yoshisato)
https://twitter.com/BadgeNight
『甘くないROCK’N ROLL』
時代はいま、サブスクリプション全盛となり、
世界中の個人が大切にしてきた音楽たちは レコードやCDではなく、
目に見えないサーバーの向こう側に、 膨大なデータとして存在するものになってしまった。 30年以上に渡り休むことなく真摯に実直にROCK’N ROLLを奏で続ける4人が、 NEW BANDを結成した。そのサウンドは甘くない。 かといって決して難しい解釈が必要な音楽ではない。 THE SHAKES、THE BRICK’S TONE、the LEATHERSのヴォーカリストが長い時代を経て導き合い、
NEW BAND「The Subterranean」を結成して、 21世紀型の新しいROCK’N ROLLを創生した。 サブスクの時代に、 死ぬまで持ち続けたいアルバムに出会えた事は2024年最大のニュースだ。
カッコいいROCK’N ROLLだけが散りばめられた 全12曲の奇蹟のアルバム『All Doors Are Open』。
ずっと音楽を好きでい続けて良かった。
町田 充(mmrecords)
https://mmrecords-jp.wixsite.com/main
『コトバとギターを抱きしめて』
決して変わることなく
流されずに歩いてきた
勝ったり負けたりの終わりなき日々
コトバとギターを抱きしめて
2024年に傷跡を
四人のバンドマンが綴る十二編のロック!
The Subterraneans 応援します!
鎌田ひろゆき
(シンガーソングライター/割礼(Bass)/阿佐ヶ谷ハーネス店主)
『現在進行形の傑作』
黒水伸一兄(僕は親しみを込めて黒水兄さんと呼ぶ)は、
会うたびに「レコーディングは嫌いじゃないけど苦手!」
みたいなことを言っていた。
ライブこそが最高で、
ライブこそがロックンロールだと言わんばかりの勢いで。
しかし、今回のThe Subterraneansのファーストアルバムを聴いたなら、
その言葉にかなり大きく首を捻らざるを得ない。
高らかに放たれる歌の塊。
スピード感とセンチメンタルの交錯。
森の奥深くに人知れず聳え立つ低音。
そこにあるのは今なお渇いている、
ここではないどこかを探し続けている、4人のシルエットだ。
シンプルな編成なのに飽きさせないギミック、
歴戦の猛者だけが奏でることのできるハートビート。
そして襲いかかる言葉、ことば、コトバ。
奇跡的に融合したThe Subterraneansだけが紡ぐことのできる世界がここにある。それこそがバンドの存在意義だ。
若輩者の後輩が偉そうに小難しいことを書いてしまったけれど、
先輩たちの信頼できるBeatにただ体を委ねて聴くのが正解。
“All doors are open”は、脈々と続くロックンロールという大河をリスペクトした者だけが作ることができる、現在進行形の傑作だ。
佐藤亙(Beadroads)
https://beadroads.com
『ビートニクから受け継がれた精神のリレー』
疫病、経済不況、戦争、政治と宗教とメディアの腐敗、そして災害。正に塞がった世界とは現代のことだろう。誰もが普通に生きているだけで気が滅入る。
そんな時に発表されたこのアルバムは「まずは頭の中の扉を探そう。その扉は開かれている。精神が崩壊する前に。」という救済のメッセージから始まる。
ニルバーナ(涅槃)へ真っ直ぐ進め。窓から這い出せ一緒に行こうぜ。若さは幻でありながら永遠なんだ。魔法の箱を開いてこの地獄の中で天国を探せ。ここは愛の溢れる惑星…
THE SHAKES、THE BRICK'S TONE、the LEATHERSの3人のソングライターが織りなす曲はどれも肯定的で名曲揃いだ。
歌心のあるドラマー久保田敏明さんのビートに乗せて、篠原太郎さんの甘くてPOPな声、CROSSさんの掠れたROCKな声、黒水伸一さんの感情豊かで一瞬にして詩の世界に引き込む声がそれぞれのソロ、ツインボーカル、トリプルボーカル、3人のハーモニーで聴くことができる。
このバンドは8年前、渋谷のカフェでのビートニクのイベントNAKED SONGS vol.10で結成された。僕もそこに観客として居合わすことができたのだが、観客にカードを配り各々がインスピレーションで言葉を書き留め、それを集めたものを黒水さん、篠原さんCROSSさんの3人が即興で組み合わせポエトリーリーディングをする場面があった。
その時に僕が書いた一節が今回のアルバムのある曲に含まれているではないか!おそらく…間違えがなければ。
ここからカットアップというウィリアムス・S・バロウズが用いた技法も作品作りに取り入れられていることが予想される。
ビートニク、ビート詩人、ビートジェネレーション。
そのカルチャーに19歳かハタチの頃に憧れて、ケルアック、バロウズ、ギンズバーグを一通り読んだ。セックス、アルコール、ドラッグ、ヨガ、瞑想、菜食主義。それらで一体何がわかったのだろうか?いつの間にかビートニクに興味があったことすら忘れ、若者ではなくなってしまった。時間が有り余っていて退屈で死にそうだったのに、今ではいつだって時間に追われている。
ロックンロールが下火と言われ、代わりにストリートの言葉をメロディをあまり用いずに唄うHip Hopが世界中のチャートを席巻するようになったが、かつてストリートの言葉はビートニク達からヒッピーへ、そしてロックへと伝承して行ったはずだ。
後半の黒水さんの曲「Beat!Poet!Rampage!」
ビートを奏でろ!詩を読め!今夜は暴れろ!これってロックンロールの原点じゃないか。
CROSSさんの美しい曲「夜明けのフリーバーズ」が終わり、ラストソング「BEAT GOES ON」
この歌はLIVEでよく聴いて馴染んでいたが歌詞を読んだらこう歌われていた。
"吠える言葉BEAT GENERATION CHILD"
アレン・ギンズバーグの「吠える」だったのか!彼らは正にその子供たち。
また「吠える」を読みたくなり柴田元幸さん訳の単行本を手に入れた。
The SubterraneansのAll Doors are Openは全てのロック・ファンに歌詞カードを読みながら聴いてもらいたいアルバムだ。そこにはビートニクから受け継がれた精神のリレーがある。
あなたがこのアルバムを聴き終えた後、僕らの未来は開かれている。そう思わせてくれるだろう。
郡司雄一(ASTRAL BOOGIE)
https://twitter.com/gunjey
「カッコイイーーー!!」
馬場將介(まるまさドライブ)
https://twitter.com/babamasayoshi
このアルバムは10代や20代の時に
レコードを聞いて感じた時の
夢や希望を見るような感覚を思い出させてくれる。
アルバムを通して聴き終えてそう感じさせてくれる。
バンドのフロントマンでリーダーが3人集まったバンドなんて
誰もやったことがないだろう
30年以上のキャリアを持ちながら
新しいバンドに挑戦する姿勢も勇気をくれる。
自分もここで落ち着いている場合じゃないなと。
これからも未来を見せ続けて下さいよ、兄貴!
野村昌平(吉祥寺ROCK JOINT GB/ブッキングマネージャー)
https://www.rjgb.tokyo
The Subterraneansは日本のThe Traveling Wilburysなのか?
それくらいキャリアも個性もあるメンバーが集まっている。
だが、The Traveling Wilburysのように成熟はしていない。
というよりもむしろ成熟することを拒んでいるかのようだ。
いいメロディがあって、ポップ。
そしてそこにヒリヒリするような歌詞がのる。
この点は共通していると思うが、The Subterraneansは、
より「青くさく」「うっとうしく」「ガキくさく」「暑苦しい」
これらはもちろん褒め言葉。
こういうバンドは最近はあまり見かけなくなった。
あまり褒めすぎても身内なのでこの辺で
The Subterraneansデビューおめでとうございます!
黒水厚二(THE SHAKES)