Damn Diary 2 by Shinichi Kuromizu

『生きる理由』

2019/03/10

僕のBluesを蹴飛ばしてくれた君が泣いている
僕を空へ運んでくれたその羽が傷ついている
僕の目を開かせてくれたその瞳に恐怖が浮かんでいる
池に投げた小石のように心が沈んでゆく

何もかもが変わってしまったのかい?
もう以前のようには笑えないのかい?
愛が通り過ぎていく音を聞いたのかい?
そうであって欲しいと思うものがそうではなかったと知ったのかい?

精霊達の嘆きの歌が聞こえる
涙のような雨が降っている

隠れる場所もなく
誠実でいる事が難しく
戸惑いは乱反射している
時々どこかへ逃げ出してしまいたいと考えている

燃え続ける怒りの炎
唾棄すべき彼奴の愚鈍さ
しかしそれらも己の鏡なのか

真の勇気を携えた者
たとえばそれは幼子の笑みを守るために人知れず日々格闘する者
輝かしき愛の栄光は彼等にこそ降りそそがれるにふさわしい

Glory of Love

労働とその対価を受け取る日々も
昨日までみたいな明日も
もしかしたらもう来ないのかもしれない

君に伝え忘れてる事が
言い出せなかった事が
たくさんあるような気がする

家に帰りたくなかったあの夏
でも今は知っている
帰る家があったからそう思えたんだって
僕のBluesを蹴飛ばしてくれた君が泣いている

ねぇ君のBluesを僕にも背負わせておくれよ
君が泣き止むまで僕はどこにも行かないから

そう決めたんだ
それこそが
生きる理由

 







 

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