『TEENAGE FANCLUB@六本木 EX THEATER』
派手な演出も 難しいコードやリズムも その日ならではのインタープレイも 声高なアジテーションもない ただひたすら シンプルでグッドメロディな楽曲を 3人のフロントマンが交互に歌いハーモニーをつける アルバムも3人のソングライターがそれぞれ4曲づつ持ち寄る形で 丁寧に 何枚も作っている それは Lennon/McCartney Jagger/Richards Strummer/Jones のようなソングライターコンビに対して抱く畏怖の念とはまた違う敬意を 抱かせる TEENAGE FANCLUB ここにも奇跡があった つまらないエゴを 愚かなプライドを捨てきれない自分にも 今あるものを大切にしたい 改めてそう思わせてくれるライブだった
